【防災・防犯】
・木造住宅密集地域の不燃化対策、古い建物の耐震化、冠水リスクの高い地点の透水舗装など、自然災害による被害を最小限に抑えるためのインフラ整備(事前防災対策)をさらに進めます。また、地域を巻き込んだ防災体制の構築など、ソフト面での対策も進め、災害に強い街を目指します。
・大規模地震発生時の交通網確保のため、緊急輸送道路沿いの建築物の耐震化や区道における無電柱化といった取組みをさらに進めます。
・空き家対策をしっかりと行い、所有者不明土地の発生を抑制することで、防災・防犯・衛生上のリスク発生を未然に防ぎます。
・国や東京都が講じるマンション施策の周知・活用も図り、適正な修繕・再生・建替え・売却を支援することで、老朽化や管理不全といった事態に陥るリスクを防ぎます。また、自主防災組織の結成や災害発生時の共助の体制づくりなど、ソフト面でのマンション防災施策も講じます。
・防犯パトロールの充実や防犯カメラの増設などにより、“体感治安”の向上を目指します。
【社会福祉】
・医療・介護・予防・生活支援を行政が一体で作り上げる「地域包括ケアシステム」を、より区民のニーズに合致したものとなるよう改善を続け、高齢者が住み慣れた地域で自分らしい生活を続けられるようにします。
・高齢者や障害を持った方が移動に不安を感じる機会を少しでも減らすよう、区内各所のバリアフリー化を進めます。
・安心して子育てができるよう、一時保育や延長保育といった支援策や相談体制をさらにきめ細かいものとするとともに、ICTを活用するなどして利用者の利便性向上を目指します。
・児童虐待による被害者をゼロにするという固い決意のもと、新宿区独自の児童相談所の開設に向け、組織としての実効性を少しでも高められるよう検討を進めます。